AGAの治療はなるべく早い段階で受けることが推奨されます。
以下、理由をご紹介します。
AGAは進行性であるということ
40代男性で30%、50歳男性は40%と、毛髪が減っていき加齢とともに進行するのがAGAの特徴。
AGAの薄毛進行度合いの記事でもご紹介したとおり、AGAの進行はハミルトン・ノーウッド分類で⑦段階に分けられます。
早い段階で治療を開始した方が完治までの時間を短縮できる事はもちろん、完治からは治療の間隔を少しずつ広げることができるため、結果的に費用を抑えられます。
また、進行が進んだ状態から発毛させるよりも、軽度な状態から発毛させた方が、より自然であり周囲に違和感を与えにくいメリットもあります。
毛髪が生まれ変わる回数には限りがある
正常な毛髪は2年~6年を1サイクルとして約40回生まれ変わります。
短く見積もって2年×40回でも、80年は生えて来ることになります。
しかし、AGAのヘアサイクルとは?の記事でもご紹介しましたが、AGAを発症した毛髪は2年を待たずに1サイクルを終えてしまいます。
例えば、1サイクルが半年になってしまった場合、残りのサイクルが20回であれば、約10年後には毛母細胞が発毛を止め、毛髪が生えて来ないことになります。
1サイクルが3ヶ月、残りのサイクルが10回であれば、約3年後には生えてこなくなります。
AGAの治療は、ヘアサイクルを元どおりの健康な周期(2年~6年)に戻す治療ですので、残りの毛髪の生まれ変わりの回数が多いほど有利に進められます。