AGA治療は、人によっては止めてしまっても大丈夫と言う意見もありますが、残念ながら止めてしまうと元に戻ります。
理由は、AGAの性質にあります。
AGAの性質とは
正常な毛周期の2年~6年が、極端に短いサイクルになり薄毛になるのがAGAです。
AGA治療での薬の服用(フィナステリド)は、悪くなっていた毛周期を正常に戻すために行います。
正常な毛周期を乱す悪玉ホルモンDHTの発生を、フィナステリドでブロックし、健康なヘアサイクルに戻し、ミノキシジルで発毛させます。
薬の服用を中止すると、悪玉ホルモンDHTが再発生し元の悪循環に戻ってしまうことがAGA再発の大きな原因です。
治療頻度を減らしていくことは可能
ただし発毛した後は、通院間隔を延ばしていくことができます。
完全に治療を止めるといつかは元に戻りますが、治療開始からずっと同じ頻度・同じ量で薬を飲み続ける必要はありません。
専門医の正確な判断で治療間隔を伸ばしたり薬の量を減らすなど、治療頻度を抑えつつ毛髪を健康に保つことが可能になります。
治療頻度を抑えるためにも、生活習慣の見直しは大切
AGA治療に伴って食生活や睡眠習慣を改善したことで、以前よりも健康な髪の毛を維持する環境が築けていれば、薬の量を減らしても毛髪を健康に保てます。
どんな病気でも同じですが、生活を改善して薬に頼りきらないことで治療頻度を減らせます。
- AGA治療は、髪の毛をずっと維持したければ、一生続けることになります。
- 完全に薬の服用を止めると、スピードに個人差はありますが元の薄毛に戻ってしまいます。
- スピードの個人差は、ホルモンの量や生活習慣で変わります。
最終的には『これ位の年代になれば薄くなってもいい』とおもう自分の年相応ラインに達した時、薬の服用をやめる人も多いようです。